2006/07/06

弟12回ヨーロッパ旅行記




Wien


長かったドイツの旅も終わり、いよいよオーストリア入り。
まずはWienにあるSchloss Schönbrunn(シェーンブルン宮殿)を見学する。
ここでは王族の人たちの暮らしぶりやその生涯を学ぶ事が出来た。

Marie Antoinette、Maria Theresia等の女の生涯やナポレオン2世であるNapoléon François Charles Joseph Bonaparteeの孤独な生涯、ベートーベン等、ヨーロッパの複雑な歴史を背景におこる様々な人間模様がココでおきていた。

また、王室の芸術にたいする惜しみない愛情や援助はどれだけ多くの芸術家を救って来たのだろう?人と同じじゃない人が宮殿に立ち寄り、立ち寄っては進んで行く。そんな中で生まれそだった文化や芸術はさらに上へ上へと突き詰められていく。
人と同じ事が良しとされ、人と同じである事で安心をかう現代。それは出る杭が必ずしも幸せに死んで行った訳ではない事を知っているからなのかもしれない。

王室の光と陰にユリの匂いを感じた。






そんな日の夜。コンサートにも参加する。
みなさんリラックスして今か今かと時間を待っています。
前半はオーケストラ、後半はロココ調のドレスをまとったバレエダンサーによるオペラ。



つづく