ブログが1ヶ月も更新されていなかった。
週末に岡山でパリ時代からの友人と久々の再会をしてきたからか、最近良く聞くあの話題のせいからか、パリの夢を見た。
相変わらず、直線のない建物やレンガ、部屋なんかが妙に懐かしく、青い生まれたての生命力を残した空色を思い出した。
維持する事の不可能な曖昧なもので出来上がった夢だった。
それでも、空は青いし、月は満ち欠けを繰り返す。
いつからか、まだまだバランスのとれない身体が、おもわずよたつき、悲痛な声を上げている。
ぎりぎりから脱出するはずが、行き過ぎて逆側に向かいそうだった。
もう少し微調整が必要なようだ。
流れ出した事柄に、遅くもなく早くもない速度で、慎重に、丁寧に、確実に寄り添って、歩みを進めなければね。
それでも、
ふと、見下ろした手の浮き出る血管は青く、血の気の戻った頬は赤い。
奥に流れる液はやがて鮮やかな赤に変わるだろう。
日常の呼吸を整えて、少しずつ調子を整えておきたい。
年が明けたら、そうも言っていられないのだから。