2014/05/07

巡る



数日前の話。

目下、所要で福山へ。
瀬戸大橋を渡り、海の色が次第に鮮やかなコバルトブルーに変化する様を横目に、2時間と立たないうちに到着。
旧家の立ち並ぶ町を足早に見て回る。

知人と合流し、鞆の浦のヤンキー展も覗いてみる。
ちょうど、アール・ブリュットの本を読んでいた所だったので、期待を膨らましたが、予想していた内容ではなかった。

休憩を挟んで、いよいよ目的地。
要件をすませ、様々な可能性を探る。
そう遠くない未来に、今度はどんな夢を紡ごうかな。


帰りは友人の住む児島へ足を伸ばした。
毎回、再会を心待ちにしている友人。
パリ時代、同じ釜の飯を食べた頃からの縁だ。
いつ会っても絶大な熱量で私を迎え入れてくれる。

この日も、例の通り、近所の藤田で乾杯。
夜を通して語り合うのは、決まって、未来の話。
只、一つだけ変わった事があるとすれば、あの頃、語っていた様な願望の話ではなくて、近い未来の要望の話。

私たちは夢も未来も創造する。
過去から巡るすべてで、過去以外のすべてを