2010/09/26

有機と無機

ここ最近、改めてイメージの連鎖を否定しているような気がしている。
潜在的な、混在的なイメージを持った物質が重く感じている。
物質や個体の持つ、固定概念や意識が邪魔に思えて仕方ない。

そんななか、今日は新鮮な感覚があった。
それは、有機物質と無機物質が触れ合うと言う事。

身体とはなんて率直なんだろう。
視覚的にも聴覚的にも、その他どれだけ感覚的に他人によりそっても、決して融合しない物質が身体をバイタイとして、ほんのささいなきっかけで、その身体を融合できるなんて。

人間が動く行為の根源には、すくなからず予測が含まれていると思う。
例えば、口に水を含んだまま、あくびをする人はすくないだろう。

目に見える絵や色が精神や意識を共有する間接的行為を 無機物質 であるとするならば、直接、他者と触れ合い、関わりを共有する直接的行為は 有機物質 になるのだろうか?

普段、直接共有しない私には、とても新鮮に思えた。