2010/11/04

破損した鏡




ここ数週間の膨大な量の仕事と格闘している間にいろいろな事がおきました。

その中の一つのお話。
ある日、寝て起きたら、昔からあった全身鏡が粉々に砕けていた。
割った記憶も無ければ、割れた音を聞いた覚えも無い。
確かに、自分で割ろうと思って周りの額を外して、鏡だけを生身の状態で立てかけてはいたけれど、いつのまに割れてしまったのだろう?
同じ空間にいたはずなのに、鏡の割れた理由が分からない。

複雑な心境の中、ガラスの破片にまみれながら反射されるまた別の事柄を整頓する。