オマージュと考察。
ムシンタイはどこへ向かうのだろうか?
ムシンタイは多くの意味を持つ。
ムシンタイは物質そのもの。
メイメツはエネルギー。
あらゆるエネルギーの明と滅。
複雑に絡まり合うエネルギー。
縦に、横に、斜めに、時空に、思想に、社会に、自然に、個人に、欲に、愛に、様々なエネルギーは絶え間なく繰り替えされる。
ムシンタイは顔を替えて幾度も入れ替えられる。
二つで一つ。
一つで三つ。
様々に変化する値。
エネルギーは明と滅を繰り返す。
それはムシンタイの始まりから終わりまでの一瞬のような億時間。
まだまだ、「解体」作業は続く。
抽象と具象の狭間を具現で埋める。
日本人に骨の髄まで浸透している無情の美学は過ちを許す為の情けではないはず。
伝えるべきはまた違う話のはず。