2006/07/13

弟22回ヨーロッパ旅行記

Istanbul

午後からは宿を紹介してくれた人とトルコの水タバコを楽しみに行く。
トルコの幻想的なランプの美しさと、水タバコのここちいいフレーバーの香りが、何とも言えない空気を産みだしてくれる。

















夜のトプカプ宮殿を横目に夕食をとりに行く事にする。
途中、ハレムで礼拝するイスラム教の女性。
壁一面にほどこされたされた青い装飾が何とも美しく、ランプとロウソクで照らされたハレムの神聖な空気に、異国の人間が土足でやすやすと入っては行けない様に感じた。
女性の眼差しの先にある物は分からないけれど、理解したいと思った。


しばらく歩いて、
怪しげな商人のうろつく川の上にあるレストランへ到着。案内人のオススメだ。
ここは世界三大料理と評されるトルコ料理が食べられる所なのだそう。











おいしいトルコ料理とおいしいお酒、トルコの人の生活や宗教観が聞けて、とても良い時間になりました。
久しぶりに食べた焼き魚はやお酢を使用した料理、どれも日本食とは違うけれど、日本食を思い出さしてくれる。
ヨーロッパのようなオリーブオイルベースの料理とは全く違う。
本当においしい。
イスラム教という宗教や文化、言葉は全く違うのに、どうしてこんなにもアジアを感じるのだろう?この街の何処にアジアの雰囲気があると言うのだろう?
それはほんの些細な所なんだろう。
後少し、後少し、もうそう遠くない未来に、自分が帰るべき場所に帰れるのだろうか?


この夜、トラブルが発生。
私は身を守る事に必死で、いつも何かを見落としてしまう。
こんな、浅はかな私を相方はそっと支えてくれる。いつも、いつもこんな私に付き合ってくれる友。こんな私に慈悲をかけてくれる友。
生き方を変えられない私はいつも崖っぷちで、どうしよもなく悲哀に満ちた心を、何回この友のお陰で落ち着かせる事ができただろう?
言葉で言い表せない思いをどうすれば友に伝える事ができるだろう?
そうして迎えた朝日。