2006/07/02

第5回ヨーロッパ旅行記

CopenhagenMünchen





コペンハーゲンはデンマークの首都ですが、港付近は本当に静かで、その静けさが何百年も動くはずが無い重厚な町並みと重なって、本当に時が止まって眠ってしまった街のように見えた。


Christiansborg slog











メインストリートを目指しながら、christiansborg slogというお城に寄り道。港で一番目立ったそのお城は、やっぱり歴史を感じさせられる物でした。
他にも、敷地内に突如として現れた大砲?の列や木でできた馬なんかが、絶妙な北欧らしさをだだよわせていた。
けれど、大砲を見たら、改めて歴史と戦争は別々には出来ない事に気づかされた。普段の生活で銃や大砲なんかを見る事はない。だからこそ、いざそれを見ると"戦争"の二文字が想い浮かぶのかもしれない。




デンマークの伝統的な兵隊さんは見ることは出来なかったけれど、兵隊さんやレンガ造りのこの街は間違いなく国のシンボルであり、文化であり、それが生み出されるまでには様々な歴史が積み重なっている訳で、それは現代では観光に成る様な価値を持っている。
その意味を受け止めなくてはいけないと思った。

Tivoli


なんだか、もの悲しい街だななんて思っていたら、打って変わってメインストリートはまさに観光地。行き交う人も思い思いにバカンスを楽しんでいる。
ジェラート屋やサンドイッチ屋を横目にみながら、街を闊歩し、時間を持て余した所でチボリ公園で遊ぶ事にした。
チボリ公園は日本にも姉妹遊園地が岡山の倉敷にあったけれど、残念ながら閉鎖されてしまった。その、日本のチボリはお花に囲まれた街の中に遊園地のような乗り物があるような作りになっていて、一般の遊園地とはコンセプトが違う物だった。
こちら本家のチボリはどうだろう?










やっぱり、園内は庭園。お花もいっぱい。
それに、ちゃんとメリーゴーランドもあった。






おーい。
左の若いお母さん。
っそれコーラだよ!!
あげちゃっていいの?













ぐびぐびぐび〜〜〜〜!
ぷはっっ!
いや〜。
おみごと。






本家のチボリは園内に中国のコーナーやヨロッパ、日本など各国のイメージの庭園コーナーがもうけられていて、プチ世界旅行的
な感じになっていた。
コレが、デンマークの人々にとっての日本なのかな?

とても暑い日だったけど、空の高いコペンハーゲンはパリよりも澄んだ空気が流れていた。
出会う事のできなかった人魚に後ろ髪をひかれつつも、私たちはドイツに戻り、ミュンヘンを目指す。
つづく