2006/07/01

第3回ヨーロッパ旅行記

FrankfurtKöln→Hamburg

電車に揺られ、到着したのはケルン。目的は勿論ケルン大聖堂(DOM ST.Peter und Maria)です。
下車したのはケルン中央駅(Hauptbahnhof)












駅のすぐ近くに大聖堂はあり、駅を出た瞬間に分かる。そのたたずまいはまさに圧巻。ゴシック様式のきめ細やかな装飾がはっきりと伺える。
なんて美しい建築だろう。モンサンミッシェルやアントワープのノートルダム寺院も本当に美
しい建築だったけれど、どこまでも左右対称に延びる作りが、厳格な印象を与えられた。早く中に入りたい。けれど、大聖堂の周りは人、人、ヒト!あまりの人の多さに少々戸惑いながらもいざなかへ。











大聖堂の中も、やはり美しい。dom独特の空気に満ちていて、ステンドグラスから柔らかに入り込む光が、domの高い高い天井がら舞い降りてくる。その光景は一粒のホコリさえも天使の羽に見間違う様な感覚だ。
そして、至る所にキリスト教が感じられる。domの古さには不似合いなほど鮮やかなステンドグラスには絵画さながらの宗教界がが描かれていて、思わず見入ってしまう。




ひととおり大聖堂を見学し終えると、私たちはケルンの街に繰り出した。
ワールドカップのイベントか何かがあるのかないのか、街はお祭り騒ぎ!至る所に国旗!国旗!
日本には国旗を掲げる機会なんてほとんどないけれど、ヨーロッパの人たちのどこかしら愛国心的な、国旗を掲げる習慣が好きだったりする。そして、芝生の上でビールとナッツを片手に、サッカー談義に華を添える所も好きだ。
でも、みんな、上機嫌で気持ち良さそうに各国の国旗を背負ってるけれど、ドイツ国旗が少ないのはなんでだったんだろう?
この日は一旦、フランクフルトに戻り、ハンブルグに向けて出発する。
この旅はノンストップだ。